Tuesday, July 05, 2005

私的ブクログ

音ログの様に読んだ本とかを記録してくれるものを作ろうかと思ったら、既にあった。ブクログって奴。でも、音ログと違って自動で記録してくれないから、やっぱ不便だよね。

なので、ここに履歴を残す。ここ一ヶ月半くらいで読んだ本。


成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語
神田 昌典 (著)

snowdrop さんが blogで紹介されてた奴。しかもsnowdropさんに借りて読んだ。

普段は howto ものはほとんど読まないんだけど、おもしろそうだったので。起業後の話は大変参考になるものばかりで、いつの日か起業できた日には参考にさせてもらうつもり。でも、成功者が踏んでしまう地雷については少し腑に落ちない。だって、踏んでしまう理由が単に忙しいというだけなら、成功してなくても忙しい人の家庭はみんなこうなってしまうような気がする。まあ、実際これに
近いことにはなるだろうけど。


天の夜曲
宮本 輝 (著)

流転の海シリーズの四作目。宮本輝の他の作品は少ししか読んだコトないんだけど、流転の海シリーズは大好き。今作は熊吾といっしょで、ちょっと本のパワーが落ちたような気がしたけど、父親としては参考になるシーンが多くていいかも。宮本輝が生きているうちにちゃんと完結させて欲しい。他の作品でいいのがあったら教えてくれ。


海辺のカフカ (上)(下)
村上 春樹 (著)

現在、下巻の途中です。構成はありきたりの別々の二つの話を交互に進めて、段々、その話が絡み合っていくというタイプの奴なんだけど、これが二つの話が二つともとても面白い。ひとつの章が終わる間際に早く次を読みたい気分にさせるのがうまい。
昔、全く本を読まなかった学生時代、話題になってるからという理由だけで読んだノルウェイの森が全く訳わかんなくて、それから村上春樹は読んでなかったんだけど、かなり新鮮。読み終わったら、もう一回ノルウェイの森も読んでみよう。


こころ
夏目 漱石 (著)

恥ずかしながら初めて、漱石を読んだ。しかも前に書いた、ケータイの青空文庫で。正直はじめは退屈だった。先生の手紙のあたりから面白くなって、最後までいっきに読めた。先生の気持ちもわかるけど、やっぱ卑怯だったよね。確かにあれだと一生うしろめたいよね。手紙のあと主人公はどうしたのかも、読みたかったな。


功名が辻 (1)-(4)
司馬遼太郎 (著)

司馬遼太郎作品でまだ読んでなかった数少ない作品のうちのひとつ。だって、山内一豊って今までいいイメージがなかったんだよねー。人のアイデア盗んじゃうし、あのひどい土佐藩の制度を作った人だからねー。でも、これを読んでイメージは良くなったんだけど、晩年になぜあんなにひどいことをやるようになったかもう少し突っ込んで書いてあればよかったんだけどなー。


夢の封印
坂東眞砂子 (著)

短篇7編。さらっと読むには面白かったんだけど、俺は昔の作品のように日本の風土に根ざした長編が読みたいよー。最近は頻繁に作品をリリースしてくれるんだけど、小粒な作品はいいので、大作をお願いします、舞台はまたまた高知で、 山妣(やまはは)並の。


逆説の日本史(9)戦国野望編
井沢 元彦 (著)

俺の好きな戦国時代ということで期待して読んだんだけど、俺にとってあんまり目新しい話はなかった。なんか時代が下るにつれて段々面白さがなくなってきてる。まあ、あたりまえか、資料が増えるんだから、わかってないことも少なくなるもんね。


20世紀少年19巻
浦沢直樹 (著)

やっと終わりに近づいてきたか。モンスターもそうだったんだけど、いつも最後の方は冗長だよなー。冗長な芸術はありえない。冗長は嫌いだー。

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Monday, July 04, 2005

ここが 23区内?



写りは悪いけど、この写真の場所はなんと23区内です。
いくら千葉と埼玉との県境いにあるとはいえ、すごくない?
どこかというと、葛飾区にある水元公園というところです、昨日行ってきました。


広大な敷地に豊富な水、緑。立派な森までありました。自分がどこにいるのかわからなくなるくらい変な感覚に襲われました。東京にいることを全く感じさせないくらいの自然を感じられます。

結構遠いけどお薦めです。この位の公園が1区にひとつくらいあるといいんですけどねー。

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